キムタク最高!

『LOST JUDGMENT ~裁かれざる記憶~』、クリアしました。

 

というわけで、メインストーリーをクリアした感想を書きます、備忘録的に。

 

これはただの感想記事ですが、ネタバレがあるので、未プレイの人は注意してください。

 

『LOST JUDGMENT ~裁かれざる記憶~』(以下ロスト)は、さる9月21日に発売されたPS4・PS5、PC向けゲームソフトで、制作はSEGA龍が如くスタジオ

ジャッジメントのスペル、GのあとにEが入ってないのメッチャむずむずしますね

 

主演は前作ジャッジアイズからキムタクが続投。恒例のゲストキャラには玉木宏山本耕史光石研が出演してます。

 

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インテリヤクザ玉木宏

イケメンですね^^ これはラスボスの風格だ

 

いつもの神室町でキムタクと助手で兄貴分の海藤さんが張り込んでいるところから、ストーリーが幕を開けます。

時系列は、東城会が解散してしばらく経っているとのことなので龍が如く7の後でしょうか。(アイズ→龍7→ロスト)

前作未プレイの人への配慮なのか、アドデック9や黒岩満、先輩の新谷弁護士については全く言及されません。ちょっと残念

 

アイズが他に類を見ないほど、ゲームという枠組みすら超えてシナリオの出来が良かったこともあり、もし続編が出てもあれを超えるのは至難の業かと思っていましたが、杞憂でしたね ばっちり期待に応えてくれました 

というかアイズ龍7ロストを3連続で書ける脚本家マジで何者?龍7もガチの名作です

 

ネタバレへの配慮はされているものの、前作プレイ済みの人へのファンサービスがすっごくすごくてメチャクチャ気持ちよくなっちゃいました。

 

で、シナリオをざっくり説明するつもりだったんですけど、25時間のストーリーの全部が密接に絡み合ってるせいで、とても無理でした。

 

 

もう一番言いたいとこだけ書いちゃうんですけど、ラストダンジョンにパーティー4人でバン乗って向かうことあるじゃないですか。

 

玉木宏とその手下たちに山本耕史が追われて、海辺の倉庫に隠れてるんです。これがもうアイズでモグラこと黒岩満を追って創薬センター行く時と同じ構図で。

 

そんで山ほど敵いる倉庫に正面からキムタクら4人が突入して、並んでライト背にして構えを取るんですよね。

 

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左から、東、杉浦、八神、海藤さん。

 

ああ最高、カッコいい、気持ちいい。興奮する。

ここまで2,3人での行動はあったけどフルメンバー揃うのは今作ここが最初で最後。

もう名越もね、ここぞってところでこの4人揃うと俺たちが気持ちよくなっちゃうの分かってやってるんです。バンで来た。

正真正銘ラスダンだ、前作の興奮が蘇る、、、

ここで”アレ”流れないかなあ……

 

 

 

 

 

……ん?

 

 

 

 

 

youtu.be

わあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああん

 

大声あげながらイキました。最高のファンサービスやんけ

もうね、もう最高 destination聴くだけでボッキするようになりました

ホンマにズルいです 

ホントにホントに、イントロ聴こえた瞬間に、全身の鳥肌ぞわあああああなって、ほんでぇ、アドレナリンがもうね、止まらんわけ。

もう朝6時にね、とんでもない声で叫んでコントローラーガチャガチャやってんすよ

 

知らん人は何が何だかでしょうけど、ここでかかるBGMが前作のラスダンで流れたやつのアレンジだったんですよ。ラスボスの殺し屋警官、黒岩を追って、4人で大量の警官相手に大立ち回りを演じるっていう、前作のラスダンも凄くアツい展開で、そこでクッソカッコいいフラメンコなのかロックなのかよくわからんけどとにかくアツいBGMかかって、最高に盛り上がるんです。

そのアレンジでね。

俺の心臓が歓喜に打ち震え、全身の筋肉が興奮し躍動しました。

こんなに気持ちいい瞬間、数年前にプロメア見たとき以来かもしれません。

興奮のあまり操作ミスして1回死んだんですけどね。

 

 

いやここまでね、セルフオマージュのファンサービスはたくさんあったんです。序盤に4人で作業服着てカッコつけて横並びで歩くとことか。ほぼギャグ的な使われ方だったんです。知ってるとくすっとできるみたいな。

しかし最後の最後で、最高潮のクライマックスでこの曲使ってくれて、もう感無量ですよ。完全に天丼。3でもやられたら冷めるかもしれないけど、もし3があればまたdestination聴きたいので、3作らなくていいです。意味不明

YouTubeによれば曲名はfinal destinationらしいので、もしかしたら3ではやらないのかもしれませんね。

 

全然語られないんですけど、そもそも龍が如くシリーズってBGMもすげー良いですよね。龍が如くが語られる時ってだいたい真島の兄さんか誓殺のような気がします。関係ないですけど。

 

BGMにあまり目が行かないのって、声優俳優陣の演技がスゴくって、キャラの話題に取られちゃうからなんですかね?御多分に漏れず、ジャッジのキャラも皆本当に魅力的なんです。キムタクたちの掘り下げはアイズで終わっているということもあって、やはり愛着がわくのでアイズやってからロストやるべき。アイズやってないのに流行りに乗ってロスト実況してるユーチューバー、良くない。

というかジャッジを実況動画で済ませるの本当にもったいない。もちろんシナリオは面白いけど、その面白さは自分の手で操作するアクションゲームだからこそなんですって。

 

キャラね。まさか玉木宏がラスボス山本耕史の前座になるとは思いませんでした。

というか山本耕史がこんなに重要なキャラだとは夢にも。せいぜいアイズの滝藤賢一くらいの役どころだろうと高をくくってました。

山本耕史、異人町の便利屋って言うよくわからん紹介で、まあ脇役ですよね。

だのに、これがどうしていいキャラじゃないか。ネタバレなんすけど、こいつは元高校教師で、教え子のイジメに気づけずに自殺させてしまった後悔の念から、職を追われた復讐も兼ねて元いじめっ子の大人を無差別に殺して回っているっていう。とんでもないやつ。いやこれだけだとただのやばい人なんですけどね。ラスボスに相応しいキャラだったと思います。

 

で、プレイ前俺が一番楽しみにしてた、玉木宏ですよ。

彼の役はただのインテリヤクザじゃなくて、なんと公安の潜入捜査官として10年以上ヤクザやってるっていう。

ちょっと外れるんですが、そのことが明らかになる章のタイトルが「潜入捜査」で、さおりさんのキャバクラ潜入捜査から始まる章だったので、上手いダブルミーニング。それでチャプター名に目ぇ引きつけてから「モグラ」なんで腰抜かしましたね。

 

玉木宏、残念なことに彼自身の掘り下げはあまりされなかったんです。もうちょい彼のバックボーンを知りたかった。とにかくナイフが好きで、人を殺すことに躊躇が無く、嘘を見ぬき、アレルギー性鼻炎でいつもハンカチで鼻をすすってるとか、キャラ付けは濃かったですけど。

ストーリー上でのラスボスは間違いなく彼です。こいつを生け捕りにして自白させないと公安と半グレの繋がりが明らかにならず、公安上層部の追及も出来ないんで。

 

えーっとそんで、ラスダンの奥の奥、巨大冷凍倉庫に彼を追い詰めてのバトル。

ここのBGMもカッコよかったっすねー。

 

youtu.be

 

とにかくナイフで首を切ろうとしてくるやつで、執拗にナイフでキムタクの首を狙う玉木宏をカンフーで撃退できるゲームはこれだけです。

冷凍倉庫の白い室内にマッチした、冬っぽい(?)BGMがいいっすね。

ハードだと何食らっても2,3発でKOされるせいで、3回くらい負けたんですけど、最終的に全部回避できるくらいになりました。時間はかかるけど。YouTubeでコンボ動画見たらキムタクが異次元の動きでボコボコにしてて笑えました。

一瞬で裏取ってくる攻撃が凄みあってカッコよかったですねえ。

 

ひとつだけ残念なのが、玉木宏ずっと声の演技最高なんですけど、「死ねや~」ってボイスだけなんか棒読みでしたよね。浮いてた。

俳優さんの声の演技って、声優と違って過剰じゃないっていうか、好きなんですけど、がっつり声張るのが微妙なことあるよね。

むしろなんでキムタク、こんなにがなるような演技も上手いんだろう。EXブースト発動時のあぁもううざってぇ!とかオッラァ!みたいなの、マジでカッコいいと思う。

 

 

 

趙天祐がカメオ出演しててビックリしちゃった。