丸とかシンウルトラマンとか

こんばんは。たまには普通の日記を書きます。

 

今日書くネタは、2つもあります。

一つはゲスの極み乙女。のこと。

もう一つは、今日見てきたシンウルトラマンのことです。

 

先日、5月11日はゲスの極み乙女。活動10周年だったそうで、いくつか記念の催しがやってました。僕はメジャーデビュー直後くらい(2014?中学生の頃)にハマって、それ以来ずっと大好きです。10年前っつーと2012年なんで、メジャー10周年じゃなくて結成から10年なんですかね。僕はそんなにディープなファンじゃ無いので、ちょっとわかりません。

 

インディーズの頃から追っかけてるとか、ライブに行ったりとかのファンじゃあないんですけど、中学生の頃から本当に大好きで、新曲が出るたびに聴き込んでいました。

思えば、TVやラジオや街角のスピーカーやらから流れてくる流行曲をなんとなく知ってるだけで、音楽には全くと言って良いほどに興味がなかったんですよ、それまでの自分は。

娯楽の選択肢に「音楽」がなかったとでも言いますか、「音楽?ああ、そういうの、聞いとる人もおるみたいやね。」くらいのやつだったんですよ、自分の中で。スノボくらいの存在感。

 

それがですねー。初めて聞いた曲はなんだったかな。猟奇的だったか、キラーボールだったか、まあ昔のことなんで覚えてませんけど、ともかく。

頭にスッとメロディーが入ってきて離れなくなって、気がつくと口ずさんでしまって。これが音楽ってやつなのかみたいなショックを受けました。

親にねだってコンポとファーストアルバムを買ってもらって、そりゃもう狂ったように聴きました。親のパソコンでMVも見まくりました。

 

音楽を聞くことの楽しさを知って、それからちょっとずつ他のバンドとか歌手も聴いてみたり、amazarashiにハマったり、サカナクションにハマったり、現在進行形でクリーピーナッツにハマってて、最近は多種多様なジャンルからヒット曲がぽこじゃか出るから、退屈しませんよね。

 

それでも僕の中では、ずっとゲスの極み乙女。が中心にあって、聞かなくなるということはありませんでした。なんでしたっけ?小5と中2にハマった趣味は一生ものになるとかなんとか、知らんけど。まさしくですよね。

中2の頃にハマったバンド今でも聞いてるって、改めて聞くと結構、進歩がなさそうになる。いやでもね、違うんですよ。あの頃からずっとゲスは老若男女に受け入れられる音楽だったし、ありきたりな表現ですけど、ゲスはずっと進化し続けてて、唯一無二なんです。

 

ウィキペディア見てみたんですけど、2016/1に不倫がすっぱ抜かれて、活動再開を発表したのが17年の3月だったそうです。もうね〜、辛かったですこの時期。大好きなバンドがしょうもないことで一生叩かれて、不倫するような奴の音楽なんてクソだ!みたいなね。それファンの俺に言ってどうしたいんよ。新曲は出ねえし、テレビにも出ないし。供給ゼロ。苦し紛れに、indigo la End聞いてました。インディゴは今でもそんなに好きじゃない。

 

連日連夜、TVでゲス不倫ゲス不倫ってやってましたよね〜。テレビ見なくなったのもあの頃だったような気がします。あわや解散か、って感じでしたよね。今でもゲスの極み乙女。って検索に入れると解散がサジェストされますもん。

復活発表の日の喜びったら、なかったですね。本当に。

 

川谷絵音すごすぎない?あんだけのバッシングを受けといて、しれっと復活しちゃって、ますます洗練された音楽で、完全に業界に返り咲いて黙らせちゃったじゃないですか。尊敬する人物は誰ですか、ってもう、川谷絵音ですね。カッコ良すぎる。本当に尊敬しています。愛しています。でもベッキーはもう完全に消えちゃいましたね。

 

ほんで、何が言いたいかというと、僕の音楽の趣味はずっとゲスの極み乙女(というか川谷絵音)に育てられたもんなんですよ。遺伝子に刻まれてるんです。

そのゲスがね、一昨日、ベストアルバム出したんです。ただのベスト盤じゃなくて、10年間の音楽をピックアップしてマッシュアップして、35分のひと繋ぎの楽曲にしてるんです。ユーチューブにmvあるので聴いてください。

これがもうね、完全にファンへのご褒美というか、サービスというか。凄いんですよ。

音楽聴いて泣いたの初めてかもしれませんです。後半、ずっと涙が溢れてきて。

ずっとゲスが好きで良かったと心の底から嬉しくなっちゃいました。

川谷絵音が、ゲスがずっと音楽をやっていてくれることに感謝しかありません。

 

 

ここからシンウルトラマンのネタバレあります。

 

 

二つ目の話。今日シンウルトラマン見てきたんですよ。面白かったっすよ。

僕はウルトラマン知識はほっとんど無くて、スペシウム光線を打つとか、ゼットンが1兆度の火の玉を吐くとか、ウルトラQってのが前身とか怪獣擬人化萌えコンテンツがあるとか、それくらい。庵野監督はウルトラマンが好きすぎるってこともなんとなーく知ってました。

 

ミリしらの僕でも楽しめたし、結構涙が出ちゃったんですけど、多分僕はああいう上位存在と頑張って進化する人類みたいな話が好きなんですかね。ネウロ大好きだし。

全体的に尺が足りねえ!みたいな感じはしましたけどねー。天才集めてバーチャル会議とか、メフィラスとの戦闘シーンはもうちょい盛り上げてしっかり見たかった。

そう、メフィラス星人ですよ。僕はウルトラマン以外のナンタラ星人はバルタン星人しか知らんかったんですが、こいつがこの映画でいっちばん好きです。

 

山本耕史がとんでもないハマり役でしたね。胡散臭いニコニコした笑顔でナチュラル見下し上位存在セールスマンって感じのキャラでしたけど、ぴったしすぎて怖かったわ。あの人ほんまは宇宙人なんやないかな。ニコニコしながらブランコ漕いで、すっごい物騒な話とか怪獣の種明かししたり、しれっと割り勘させたり、もっと山本耕史みてたかったです。好きすぎる。

メフィラス星人ウルトラマンとタイマンはって互角どころか押す実力者ってのも良いですねー。これは僕のオタク回路が繋がっただけなのでどうでも良いことなんですが、桑名が黒岩みたいな足足受けやるところで、ウルトラマンと一切関係ない興奮してました。

 

ゼットンって多分元々は普通に生き物でしたよね?超巨大な殲滅装置みたいにアレンジされてましたけど、絶望感すごくてよかったですね。ウルトラマンが飛んでって、うおっ…でっか…ってなって、手も足も出ず撃墜されちゃって悲しかったですね。

ウルトラマンが負けちゃった!悲しい!って、ガキの感想ですけど、でもこの映画、凄い童心に帰っちゃう感じがまた良かったね。ラストシーン、ブラックホールから必死に脱出しようとするところで拳握りしめてぽろぽろ泣いてましたもん。

 

語れるシーンまっだまだたくさんありますよね。巨大化フェチとか。匂いフェチとか。尻とか。長澤まさみがフェチの業を一身に背負ってるんですけど。

 

ここまで書いたこと全部、ウルトラマン知らん人が見て面白かった場所じゃないですか。ツイッターでなんとなーく感想見てたら、多分僕が丸聴いて受けるようなエモを受けてる、特撮おじさんがいっぱいいてるんです。僕がゲス追っかけてたのはせいぜい8年ですけど、初代ウルトラマンってあれ40年くらい前でしょう?多分涙で画面見えなかったんじゃないですかね。メッセージを受信しまくりでしょ。

 

長年追っかけてたコンテンツがこっちにアンサーを返してくれる瞬間って、もうすっごい興奮するんですよ。僕はまだ二度しか味わえてないんですけど。メッセージだけで泣けちゃうんですよねなんか。プロメア見た時と丸聴いた時です。壮大な伏線回収をされてる気分です。

 

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